お金とお花が好き

そこそこの年齢になると独身女性は肩身が狭いです・・・が、がんばって書きます!

安宿 ゲストハウスのすすめ

ゲストハウスとは?

比較的お安く宿泊できる施設です。費用を抑えられる仕組みとしては、相部屋(ドミトリー)であったり、お部屋にトイレや浴室が併設されていない、ベッドメーキングなどは自分で行うなどサービスの面の人件費が抑えられている点があります。

・「ドミトリー(ドミ)」は女性専用、男性専用、混合(mix)など性別でわけられています。予約の時にはご確認ください。

私はいろいろな面から、日本でも海外でもゲストハウスを好んで利用させていただいております。一昔前は若い旅行者たちが利用するイメージが強かったのですが、最近は私のような30代の利用者もそれよりも上の年代の利用者も増えているように実感します。

今回は、私の愛する宿泊スタイル「ゲストハウス」のメリット・デメリットについてご紹介させていただきます!

 

メリット

安い!

ドミトリーのベッドであれば、¥1,500~¥3,000程度のところが多いと思います。平日の男性ドミやMIXドミであれば、さらにディスカウントされていて破格の利用料で宿泊できちゃうこともあります。

シングル、ツインやファミリー部屋もトイレや浴室が共同だったりすることもあるのですがお安く宿泊可能です。

※安いビジネスホテルとはあまり差がない施設もあります。

 

コミュニケーション

同じ部屋の人同士であったり、共有のラウンジスペース等で初めて会った人たちとも話をするチャンスがあります!海外からの旅行者も多く利用しているため、国際交流言語の練習をすることもできてしまいます。

ラウンジではお酒を提供していたり、イベントを催していたりするゲストハウスも多いため、そういったものの力を借りて、いつもよりも積極的に人に話しかけることができるのかもしれません。

(最近ではベッドにカーテンがついているタイプで、そこに引きこもってしまわれるとあまりお話ができないです。)

私自身、ゲストハウスでであった人の中にFacebookで連絡を取り合っている友人もいます。オーストラリアや韓国へ行くときは、お互いの時間が合えばその友人たちと会うようにしています。

キッチンが利用できる

設備の充実度に差はありますが、キッチンスペースが提供されている施設が多いです。日本ではそれほど利用して調理することはないのですが、海外で現地の食材を利用してお料理をすることもあります。(全部ではありませんが)コーヒー・お茶類や朝食は無料なんて素敵な施設も多いです。

特色・デザイン性

新築の物件もありますが、古くからある建物をリノベーションして活用している施設が多いように感じます。デザイン性が高く、「昔は〇〇だった」みたいな特徴のあるゲストハウスを選んで宿泊することも楽しみのひとつです。

アクセス

意外と好立地にあるゲストハウスがあります。駅からであったり、観光名所から近く、自分が動きやすい施設を選ぶことができます。1日500円くらいでレンタサイクルをしているところもあるので、観光目的で宿泊するときはお借りすることが多いです。

 

デメリット

音の問題

一緒のお部屋になる人の音が気になると睡眠にも支障が出ます。消灯時間や門限が決められているゲストハウスがほとんどですが、夜遅くに帰ってきた音、他人の朝のアラーム、話し声、パッキングなどのガサガサする音、ベッドの軋む音など敏感な方ではない私も気になり、寝られないことが多々あります。

壁が薄く隣の部屋や廊下の音が聞こえたり。畳の布団を敷くタイプだと人が歩く音でさえ気になってしまうことがあります。

音に過敏な繊細な方は一般的な宿泊施設をご利用になられた方が良いかと思われます。また、自分が他の人に迷惑をかけないようにと気を遣わなくてはならないこともあります。

 

ペース・リズムの問題

トイレや浴室・シャワーは共有のゲストハウスが多いです。それなので、自分の好きな時間に利用することが難しくなります。夜のシャワーや朝のトイレなどは混み合います。他の人の様子をうかがいながら、隙をついて利用しなくてはならないため、気が気ではありません。

 

広さの問題

ドミトリーのお部屋は一人一人のスペースは基本的に狭いです。スーツケースを持っての宿泊ですと広げられなかったりなんてこともあります。2段ベッドの下では、頭をぶつけないように変な体勢を取らなくてはならないことも・・・お着替えはベッドで、もしくはシャワースペースなどを利用することが多いです。

 

文化の問題

ヨーロッパやオーストラリアのゲストハウスのシャワールームには、脱衣所がないことがあります。(北米・南米ではゲストハウスへの宿泊経験がありません。)シャワールームはシャワーのみ。海外の女の子たちは部屋で服を脱ぎバスタオルを巻いたまま、シャワールームへと裸足で向かっていきます。清潔好きの日本人の皆様はシャワー用にビーチサンダルや防水の袋(脱いだものや着替えを入れる用)を利用していただいた方が、無事にシャワータイムを終えることができると思います。

また、温水自体がよく出ない国もあり、お風呂事情は複雑です。

イギリスやオーストラリアでは1階がパブやクラブで上の階がゲストハウスになっているというスタイルもあります。(昔からパブの上は宿泊施設だったのでしょうか?)それなので酔っ払いさんたちの騒ぎっぷりに悩まされることも経験となるでしょう・・・

 

このように「ゲストハウス」に泊まるといいことも悪いこともありますが、個人的には人と関わることは大好きなので宿泊のひとつのかたちとしてご提案致します。

利用時には、にこにこスマイルで愛想を振りまきましょう!!!