お金とお花が好き

そこそこの年齢になると独身女性は肩身が狭いです・・・が、がんばって書きます!

使えないけど、内閣府の「結婚新生活支援事業」について

先日、職場の先輩に「補助金もらえるらしいから結婚しちゃえばいいのに~」と言われました。

何も考えずにネタとして言ってるんだろうなーと思い、「残念ながら、今の彼とでは世帯所得で対象になりませーん」と返しました。

私が結婚する気がないのを知っているのにこういう発言をされることがよくあります。それなりに流しますがこのやり取り自体が結構ストレスなんです。

これって「〇〇ハラ」みたいなハラスメントの一種だと思うのですが、やっぱり日本て、結婚適齢期を過ぎた未婚や子無しの女性には生きにくいヒエラルキーがあります。(そういうこと言ってくる人からは見下されてる感があります・・・)

話は戻しますが、対象になる人達にとっては確かにありがたいと思います。

しかし、他にもいろいろとコメントが上がっているように婚姻や出生率を上げる効果は薄いように感じます。

「60万円もらえるから、結婚して子供を産もう!」と単純に考える人ってどれくらいいるのでしょう?

活用するとしたら、もともと結婚する予定があって、ちょうど転居などを考えていたカップルたちなのかな?と思います。

その方たちは、60万円もらえなくてもきっと結婚していたのかなと。

私がちょうど30代半ばで結婚をしないと決めたのは、その前段階として「もう子供は持てない」と感じたからです。

生物的には産めますが、育てることでの不安や躊躇が大きかったからです。(彼は子供が苦手なため、子供を持つという希望がなかったことも要因です。)

34歳で妊娠して、35歳で出産するとして、いろんなケースを見ているとやはり兄弟が持てるのあれば将来子どもたちが助け合えるようにもう一人産みたいと考えました。

2人目の出産が30代後半だとして、子供たちが望む人生を歩めるように教育や体験のための費用を捻出していけるか。65歳定年だとしてそれまでに自分たちの老後資金も蓄えられるのか?

同じにしなければならないという訳ではありませんが、両親が自分たちにしてくれたようにはできないなと思いました。

ずっと健康に働き続けなければならないということは、私にとっては大きなプレッシャーです。

子供を持ちたいと思っても、考えるほど不安要素がたくさん出てきます。

政治家の方たちがきちんと耳を傾けて、全てでなくても少しづつ不安要素を解決していかなければ、子供を産むという選択肢を選ぶことは難しいのです。

子供をあきらめた分、私は働いて未来を担う子供たちのために税金を納めます。

だから、国は税金の活用の仕方もしっかりと考えてほしいのです。