昨日、とあるご婦人にたずねられ
ました。
「あなた、いつまで結婚しないつもり?」
えぇー、いつまでとかとくに決めてないですけど、なんとなく「一生です」って答えてしまいました。
潜在意識の中でそんな風に考えているのでしょうか?
すると、「ダメよ。一生結婚しない人は世の中に2種類だけなの。意固地な人とすごく寂しい人だけなんだから。」
「人は親になって初めて『人間』になるんだから」と。
どこかで聞いたことがあるような内容とあまり心を動かされないお言葉。
80を過ぎた女性の方でしたので、人生の大先輩として私のことを心配して忠告をしてくれたのであろうといことはわかりました。
そこまで嫌な気持ちにはなりませんでしたが、納得もできませんでした。
といいますか、その前まで「幸せについて考えるとき、人と自分を比べちゃダメよ」みたいなことをお話されていたのに、世間一般と比べて結婚の価値を押し付けられるとは…
世の中にはいろいろな考え方をお持ちのかたもいらっしゃいますし、対人間だからこそ思うようにはいかないこともたくさんあるのだと思います。
古くからある結婚も必要なシステムですが、新しいシステムや考え方も出てくるものです。
受け入れがたい気持ちもあると思いますが、結婚できていない身としては、結婚をしなくても感じられる幸せの形もあるといいなと願っています。
確かに子を持たない立場では、親の気持ちは理解しがたいかもしれません。
が、人の気持ちを想像することはできます。
皆が完全に同じ立場になることはできないのですから、お互いの気持ちを理解しようという心がけも大切ではないでしょうか?
私の気持ちは理解していただけませんでしたが。
やっぱり、30を過ぎてひとりでいることは乗り越えなければならないことがたくさんあります。
異なるものを排除しようとして、他人に干渉する日本は生きづらいです。
普通に今現在、楽しいし、幸せだし、家族や周囲の人たちに感謝できてるのになー