去年、1年間慶應技術大学の通信課程で学んでみての個人的な感想です。
『しんどい』のひとことでした。
私は、経済学部を選択し、大学卒の資格(単位)が認められたので、学士入学の扱いです。最短で2年半で卒業することができます。
さすがにそこまで早くできると思っていませんでした。
が、想像以上に単位が取れません。
試験云々の前に教科書を読んでレポートを書くことが難しい。
私の場合はもとの専攻が保健学で、仕事も看護師なので経済のことは高校卒業レベルで止まってます。
というか、すっかり忘れてほとんど何も残っていません。
だからこそ、興味を抱き学んでみたいと思ったのですが、単位を取るとなると興味だけでは何ともいかないところもあります。
経済学のすべてに興味があるわけではなきので、興味がないところは言葉が入ってきません。入れてもすぐに抜けていきます。
通常の学生のように、集中して授業を受けて、テストを受けて「終わり!」というわけにはいかず、自分の仕事や家事の合間で教科書を読み進めなければなりません。
通常の大学よりも厳しいところは、単位が認められるために「レポート」か「試験」をクリアすればよいのではなくて、両方ともクリアしなければなりません。
レポートを仕上げるためには教科書のみの知識では認められず参考文献を読むことも必要になります。
慶応の図書館になんて行って借りている時間はないので、指定されているお勧めの文献を購入するにはコストもある程度かかることは承知しておいた方がよいでしょう。
レポートを提出してから、試験まで期間が空くこともあり試験用に勉強のし直しも私の場合は当たり前です。
そんなこんなで単位の取得は思うようにいかず。
このままダラダラして、何年もかけるのか?自身の状況に疑問を抱き、この4月から半年間休学します。
この半年で勉強を進めることができなければ、自分には無理だったとあきらめて退学しようと思っています。
試験のお金や入学金などは正直なところ無駄にはなりますが、学べたことも多かったので自分なりには満足してます!
この話をした人たちには、「自分ヘタレで」と弁解をして回らないと・・・
と考えている時点で中退しそうな気がしてます。
自分では医療関係の論文を書いたりするのは苦ではないほうですし、学会誌への投稿もしていますが経済は別物でした(泣)
通信で卒業できる人って本当に本当にすごいと思います!