筋肉の成り立ち
『筋肉』は、『筋線維』の集まりです。
筋線維の直径は20~100μm程度で、長さは様々です。
長いものでは10㎝程になります。
イメージとすると髪の毛と同じくらいの細さでしょうか?
この筋原線維が集まり、筋線維になります。
そして、筋線維が集まって束になり、筋肉になります。
この筋線維の束の周りは筋膜という膜で覆われています。
魚肉ソーセージをイメージしてみましょうか。あんな感じで回りを膜が取り囲んでいる。ひねって伸ばすとこの膜が緩まるので、凝りの解消に役立つみたいですね。
主な成分は、タンパク質です。
筋肉の数
筋肉の数は、大小合わせて約400個です。
筋肉の割合
体重の約40%を占めるのが筋肉です。半分までとはいかなくても、私たちの体のかなりの割合を筋肉が占めていますね。(脂肪でないといいのですが・・・)
体積No1は?
単体で考えたら、お尻のところの大腿筋です!体積は約860c㎥。
2位は、肩のところの三角筋です。
3位は、胸の大胸筋です。
面積No1は?
背中の部分の広背筋です!
強さNo1は?
噛む筋肉、咀嚼筋です!
夜中に歯を食いしばって起きる時があります。
ストレスでしょうかね・・・
筋肉の種類
・赤い筋肉『赤筋』:ミオグロビンが多い=酸素を蓄えることができる⇒持久力
・白い筋肉『白筋』:瞬発力抜群
筋肉を増やすためには
トレーニングなどでダメージを与えるべし。
筋線維のダメージを修復させようと成長因子が分泌されます。筋線維は強く、太く(筋肥大)なり、筋肉量がアップします。
筋肉痛はダメージを受けたことによる炎症ですね。
あくまでもこのダメージが重要なので、プロテインを摂取しただけでは筋肉はつきません。
プロテインは壊れて筋肉を修復するときに必要な成分です。
過度に摂取すると逆に体(内臓)への負担となります。
同じ負担をかけるなら内臓ではなく、筋肉に負担をかけましょう。
筋肉への疲労回復のためには血行促進です。血行を促して、疲労物質を排除しなければなりません。マッサージや入浴もこの手段の一つです。