統計的に勝てるルールで売買する方法として「システムトレード」というのがあります。
「システムトレード」というのは、過去数十年にわたる長期的な株価のデータを検証して、勝率や利益率の高くなる法則を見つけるものです。この法則に基づき、機械的な売買を行うことにより長期的に利益を積み上げていきます。
一度ルールが決まってしまえば、やることは「売買サインが出ていることを確認してその通りに注文を入れる」のみ。
システムトレーダーさんたちは専用の戦略懸賞用ソフトを用いて、統計的に有効な自分なりの独自ルールを設けています。
売買するのもETFよりも個別銘柄の方が多いようです。
<買いルール>
・5日移動平均線からの乖離率がマイナス10%超
・30日平均売買代金が3000万円超
・上の条件を満たす銘柄が100以上
<売りルール>
・株価が5日移動平均以上または10日後
よりシンプルなものとして、個人投資家の齋藤正章しが「システムトレードの達人」で発見した手法として、人気の株主優待株を11月15日に買えるだけ買って、その後は利益(含み益)が10%に達したものから売っていき、残った銘柄は225日(休日も含む)後に得る、というルールもあります。
優待株の多くが3月下旬の権利確定日に向けて値上がりする性質を活かした「先回り投資法」です。
<ルール>
・人気優待株ベスト30が対象
・11月15日に株価が安い順に資金いっぱいまで買う
・利益が10%以上になった株は売る
・225日後(7か月後)にはすべて売る。
※日経トレンディ2018年8月号を参照しております。詳しくはこちらをご覧ください。資産運用はくれぐれも自己責任でお願いいたします!