お金とお花が好き

そこそこの年齢になると独身女性は肩身が狭いです・・・が、がんばって書きます!

災害・被災後のお金の問題<その後>

被災から数日たち、住まいに被害があった場合。

とても悲しいですし、途方に暮れてしまうと思います。そんな時に利用できる制度はあるのでしょうか?

まずは、損害状況を証明するためにいろいろな角度から損害がわかるように写真を残しておきましょう。

また、市町村に『り災証明書』を出してもらいましょう。

・家を修理したい

住宅が「半壊」「大規模半壊」でも修理により住み続けることが出来るようであれば、1世帯当たり58万4000円(2019年度)以内で現物給付を受けることが出来ます。

「半壊」では所得制限があります。利用期間も災害発生から「1か月以内」と制限があります。タイミングを逸しないように注意が必要です。

・生活を立て直すための資金

自然災害により住宅が「全壊」または「大規模半壊」となった支援には最大で300万円の支援金が給付されます。

特徴は使途の制限がない事です。

給付には、市町村の交付した『り災証明書』が必要があります。

持ち家のみでなく賃貸も対象で所得制限はありません。が、単身世帯の受取額は3/4になります。

(私は、単身で賃貸なのでファミリーよりは受け取れる額が少なくなりそうですね・・・当然ですけど・・・)

※市町村内での被害を受けた世帯が少ないと受け取れないなど、いろいろと例外もありますので、詳細はぜひ書籍やお住まいの市町村にご確認ください。

・遺族への支援の制度

自然災害で生計を共にしていた家族を亡くした場合、市町村から『災害弔慰金』が支払われます。

生計維持者の死亡で500万円、それ以外は250万円の支給です。

けがや病気に対しては、『災害障害見舞金』の支給制度があります。障害の度合いにより、支払われる額が異なります。

こういった悲しみはないに限りますが、もしもの時には必要になる制度です。

※こちらもいろいろと条件がありますので、書籍や市町村の情報を参考にしてください!

参考書籍は、小学館 清水香『どんな災害でもお金とくらしを守る』です。
とてもシンプルにわかりやすく書かれています。興味を持たれた方はぜひお手に取ってみてください!