私もまだ活用できていないのですが、お勉強の意味も含めて仕組みを勉強してみましょう。
『トレーリングストップ』とは?
ネット証券(カブドットコム証券や楽天証券)で条件を満たすと自動で注文が執行される「特殊注文」の機能です。
その時点の株価のやや下に設定した逆指値売り(損切り)注文の水準が、株価が高値を更新するごとに自動で引きあがる仕組みです。
つまり、この機能を活用すると、「株価が上昇中は保有し続け、株価が落ちてきたら素早く売ってしまう」ということを自動でやってくれます。
ここで、用語のおさらいです。
「指値注文」
指定の株価まで上昇したら売り、下落したら買うというオーソドックな注文方法です。私も主にはこの方法を利用しています。
「逆指値注文」
指定の株価まで上昇したら買い、下落したら売るという注文の方法です。損切やブレイクアウト投資に有効とされています。
私は欲深い人間なのでいつも損切がうまくできずにだらだらと持ち続けてしまっています。。
トレーリングストップで利益をなるべく伸ばしながら、下落に備えられるという上級者のワザなのです。
これがこれからは設定だけで誰でも自動で行える時代になりました。
「高値から3%以上下落したら売り」という条件を半年投資に加えると相場の上昇を逃すこともありますが、長い運用期間を通じて資産が大きく減るという局面から逃れられすというストレスの少ない投資ができるかもしれません。
人間は一般的には、得することよりも損することを恐れる人間な様ですので、この機能を活用できればそんな人たちも株を楽しみやすいのかもしれませんね。
そもそも損することを恐れずに利益を取りに行っている人の方が投資家には多いような気もしていますが・・・