※参照は『日経トレンディ』で資産運用は自己責任でお願いいたします。
この回では、新興国を含む株式ファンドについてご紹介いたします。
5年平均リターンは、7.09%、実質信託報酬は、0.20%です。
MSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動する値動きを目指しています。
<フィディリティ・アジア株・ファンド>
10年平均リターンが8.86%で、実質信託報酬が1.87%です。
各国にいるアナリストの情報を活用し、日本を除くアジア各国に投資。
98年の設定以来、市場平均を上回る良好な運用実績を納めています。
あくまでも、新興国株を含めるですので、これ一本でいこうというものではありません。
それではリスクが大きすぎます。
これらのファンドと国内株式や先進国株式、債券などを組み合わせてリスク分散を図る必要があることをお忘れなく。
たとえば、組み合わせる国内株式として。
<DIAM国内株オープン>
アセットマネジメントOne
10年平均リターンは9.82%、実質信託報酬は1.73%です。
相場に合わせて集中投資や分散投資など、投資スタイルや比率を機動的に変えていく。
中小型株や成長株の組み入れにも積極的。
組み合わせる先進国株の例として↓
<ラッセル・インベストメント外国株式ファンド>
10年平均リターン8.03%、実質信託報酬1.19%。
優れた運用会社を組み合わせるユニークな運用手法。
確定拠出年金向けで長い実績を持つ。
アクティブ型としては信託報酬が低め。
新興国債権の例として↓
三菱UFJ国際投信
10年平均リターン6.74%、実質信託報酬1.70%。
米ドル建ての新興国債権が投資対象で、分配金を出さない資産成長型。
魅力ある国を選別して投資し、成績はインデックスを上回っている。
※リスクを調整しながら、バランスを考えていく必要があります。